歯を抜く治療「抜歯」|自由が丘駅徒歩4分の歯科・歯医者 | 目黒区のセルサスデンタルクリニック東京 自由が丘院

〒152-0035 東京都目黒区自由が丘2-9-4 岡ビル2階
03-6421-1461
WEB予約
ヘッダー画像

医療コラム

歯を抜く治療「抜歯」|自由が丘駅徒歩4分の歯科・歯医者 | 目黒区のセルサスデンタルクリニック東京 自由が丘院

歯を抜く治療「抜歯」

こんにちは。
自由が丘の歯科医院 セルサスデンタルクリニック東京です。

歯医者で診察を受けた際、歯を抜く治療「抜歯」の説明を受けることがあるかと思います。

歯医者としても、抜いた歯を生やすような再生治療が本日時点の医療で確立していないため、「抜歯」を選択する際には細心の注意を払います。
それでもやはり、お口の健康を守るために抜歯を選択すべき症例は多く存在します。

今回はそんな「抜歯」についてのお話です。

抜歯が必要な歯とは?

抜歯が必要になるお口のトラブルはたくさんありますが
どのような歯に抜歯が必要となるのでしょうか?

まずは具体例をいくつかご紹介します。

親知らず

親知らずの抜歯は、経験される方も多いかもしれません。

そもそも親知らずとは、第3大臼歯として存在しており、成人を迎えてから生えてくる場合もある、一番奥の歯です。

現代人は、顎の大きさが昔に比べ小さいことで、親知らずの生えるスペースが少なく

横向きに生えていたり、そもそも生えてこず歯ぐきの中に埋まっていたりと、生え方も本数も様々です。

この親知らずは、生え方によって大変歯磨きしにくい為、親知らずの周りの歯ぐきが腫れたり、親知らず自体が虫歯になっていたり、親知らずとぶつかっている手前の歯が虫歯になっていたり

お口の健康を保つ上で、悪い要素となりうる際に、抜歯を行う必要があります。

親知らずがあることによって、お口の衛生状態が悪くなっていると考えられる場合は、親知らずに痛みがない場合でも、早めに親知らずを抜歯した方がいいケースもあります。

虫歯が進んでしまった歯

虫歯の歯に対しては、できる限り歯を残せるよう
虫歯を取り除く治療や歯の根の治療などを試みますが

虫歯の進行度合いによっては抜歯が必要になります。

例えば、痛みもない根っこだけになった歯は、放置しても問題が無いように感じる方もいらっしゃるかと思いますが

何も治療をせずに根っこのみが残った歯や歯の周りの歯ぐきに汚れがたまり、口臭の原因になったり、細菌感染が生じて激しい痛みが起こる場合もあります。

痛みが出てから抜歯をしようとしても、ズキズキ痛んでいる歯は麻酔が効きにくいので、すぐには抜歯ができない場合もあります。

そのようなことが起こる前に、歯科医院へご相談ください。

歯周病の悪化

歯周病は成人した人の8割程度がかかっている疾患といわれており、歯を失う大きな原因として取り上げられています。

歯周病は軽度であれば、日々のご自身の歯磨きと歯科医院でのクリーニングで進行を抑えることができます。

しかし歯周病を放置すると、だんだんと歯を支える顎の骨や歯ぐきを含む歯周組織が壊されてしまい、ついには歯がグラグラと揺れる重度の歯周病へと進行します。

重度の歯周病まで進行すると歯を残すことは難しく、抜歯を必要とする場合が多くなります。

また、重度歯周病の歯を放置すると、自然に歯が抜けてしまうこともあり、眠っている間などタイミングによっては歯が抜けたことに気付かず大変危険です。

歯周病の進行が気になる方は、歯科医院で定期的に歯石除去などのクリーニングを受けることで歯周病の進行予防につながり、進行度合いのチェックも受けることができます。

歯の根が割れている

歯の根が割れてしまった場合、割れ方・ヒビの入り方によって、抜歯が必要となるケースもあります。

例えば被せ物をしている歯で食べ物を噛むとなんだか痛い/違和感がある、というような場合は、歯の根っこが割れたりヒビが入っているかもしれません。

歯の根が割れたりヒビが入ると、割れた部分の歯の周囲の骨がだんだんと溶けていきます。最初は噛んだ時の違和感程度かもしれませんが、病状が進行すると、強い痛みや歯ぐきの腫れが生じます。

また、転んで歯が折れてしまった、というような外傷的なケースで歯の根まで折れているために、抜歯が必要となる場合もあります。

ここまで、抜歯を行うべき歯について具体例をいくつか挙げてきました。
では、抜歯を行うべき歯を放置すると、どうなるのでしょうか。

抜くべき歯を放置した時のリスク

放置された抜歯すべき歯は、口腔内でさまざまな悪影響を及ぼす可能性があります。

放置された歯は、細菌繁殖の温床になります。

放置された歯自体に痛みが生じることはもちろん、健康な歯への細菌感染が生じて最終的に残せたはずの多くの歯を一緒に失ってしまうことにも繋がります。

失う歯の本数が多ければ多いほど、治療の難易度が上がり、治療内容の選択肢も少なくなっていきます。

抜くべき歯を放置することで、身体的負担や治療期間、費用が増加することになってしまうのです。

また、悪くなった歯が原因で歯を支えている顎の骨に細菌感染が広がることもあります。細菌感染によって顎の骨が溶け、骨の外へ細菌感染が広がり、周りの組織へ拡大すると、「蜂窩織炎」といって入院治療が必要になってしまうようなケースもあります。

虫歯を放置していたら頬が腫れてきた等の症状があった場合は要注意です。
早めの歯科医院への受診をお勧めします。

抜歯した後はどうするの?

ここまで、抜くべき歯は放置せず抜いたほうが良いとお伝えしてきました。

では、歯を抜いた後はどうするべきなのでしょうか。

※親知らずの抜歯を除きます。

歯を抜いたら、抜いた部分の空いたスペースを埋めるための治療が必要です。

このスペースが空いたまま放置されると、下の動画のような変化が起こります。

空いたスペースを埋めようと、残っている歯が倒れたり落ちてきたりと移動して、顎の骨は減り、歯並びも変化が生じ、歯の噛みあう本来の力が全体でうまく機能せず

結果としてさらに歯を失うことに繋がります。

スペースを埋める治療としては、入れ歯・ブリッジ・インプラントなどの選択肢があります。

※スペースを埋める治療に関しては、また別の機会に詳しくお話ししようかと思います。

少し前に比べるとスペースを埋めるための治療も選択肢が増え、どのような治療を選択するか、迷われることもあるかと思います。

何もせずに空いたスペースがそのままになっている方は、今残っている歯を守るため、歯科医院の受診を検討してみてください。

 

歯を残すためにできること

ここまで、抜歯や抜歯後のことについてお話してきましたが、そもそも、抜歯は避けたいものです。

健康な歯を残すために今できることをしていただくことが一番大切です。

まず大切なのは予防に努めること、つまりご自宅での日々の歯磨きなどのセルフケアや歯科医院での定期検診が大切になります。

そして、お口の不具合を感じた場合は、早めに歯科医院を受診しましょう。
口腔内の病気の早期発見・早期治療がご自身の健康を守る一番の近道です。

以前のコラムでお伝えしたように、お口の中には平均して約1,000億〜数千億個の細菌がいます。

そのため、日々の歯磨きなどセルフケアの不十分な状態が続くと、細菌はどんどん増え、口腔内の健康状態が悪くなってしまいます。

日頃から歯ブラシだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシなど、ご自身に合った清掃補助用品を用いて予防を心がけることが必要です。

加えて、どんなに丁寧に歯みがきをしていても、落としきれない汚れは存在します。

そのため、定期的に歯科医院を受診し、専門的な処置で口腔内を清潔にすることが大切です。

歯科医院では、お一人おひとりに合わせた歯みがき指導を行っています。

お口の中の状態は一人ひとり異なります。ご自身の口腔内状態にあったセルフケアを知ることは、磨き残しを減らすことに繋がり、それはお口の健康維持に直結します。

ご自宅でのセルフケアと歯科医院での専門的なケアで、健康な口腔内を維持していきましょう。

監修:阿部響子

セルサスデンタルクリニック東京

〒152-0035
東京都目黒区自由が丘2丁目9−4 岡ビル 2階
03-6421-1461